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売上1.8倍に導いたECサイトリニューアル事例

デザイン一新・コンテンツの充実で、売上&顧客満足度UPを実現

ECサイトのリニューアルは売上アップや顧客満足度向上のために有効な手段ですが、時間も制作費もかかるため、目的や改善ポイントが明確であることが欠かせない施策です。サイトリニューアルはどういったポイントを重視して行うのか、リニューアルの成果とともに弊社の店舗さんの事例をご紹介します。

リニューアルの具体的な内容

今回ご紹介する店舗さんは、実店舗もお持ちの食料品を取り扱う店舗さんです。これまではランキングやお客様の声など、顧客が商品を選ぶ際に参考にするコンテンツが少なく、かっこいいイメージ画像を用いたブランディング重視のサイト仕様でした。これまでのイメージを変え、ECサイトを旗艦店として販促色を強めることを目的にリニューアルすることとなりました。
リニューアルするにあたり、具体的に行ったのは下記です。

サイトデザイン一新

今までのかっこよさ重視から一新し、「親しみやすさ」「わかりやすさ」を重視。色合いも明るく、柔らかい印象のサイトにリニューアルしました。トップページには自動生成ランキング、定番商品、季節ものなど、商品写真やバナーを多用し、一目でどういった商品があるのかわかりやすいサイトになりました。

カテゴリページの作り込み

今までよりも細かく適切なキーワードでカテゴリ分けを行い、用途の種類を増やしたり金額別など、ユーザーが求める商品や情報をスムーズに見つけられるように整備しました。

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ランキングコンテンツの追加

トップページに置かれている自動生成のランキングとは別に、コンテンツページとしてランキングのみのページを作成。ギフトや自宅用、金額別など、用途別に細かくランキングを作成しました。

法人向けコンテンツの追加

法人向けの贈答にも需要のある商材のため、法人向けのみのコンテンツページを作成。ECサイトのトップページとは色を変えてフォーマルな印象にし、贈答用の金額別のランキングを作成しました。手土産や学校行事などオーダー商品をまとめ、注文フローも掲載し、このページのみで商品選択からオーダーまで出来るようにまとめました。

各コンテンツページに繋げる導線整備

新たに追加したコンテンツページをトップページから移動できるようメニューにまとめ、回遊しやすいような導線を整備しました。

リニューアルの成果

リニューアル後の成果をGoogleアナリティクスで前年同月比と比較します。

回遊率が11.78%改善

回遊とは、サイトを訪れたユーザーが一つのページにとどまらず、他のページも閲覧する行動のことを指します。回遊率の高さは、サイトの設計がユーザーフレンドリーであること、ユーザーがサイトに興味を持っていることを示し、購入意欲の高さに繋がるため重要です。リニューアル前は3.57ページであったのが3.99ページと向上し、11.78%の改善となりました。

直帰率が3.32%改善

直帰率とは、サイトを訪れたユーザーが、最初のページを見ただけで他のページを見ずにサイトを離れてしまう割合のことです。直帰率が高いと、売上減少や顧客満足度の低下だけではなく、検索エンジンがユーザーにとって価値の低いサイトと判断し、検索結果での表示順位を下げる可能性があります。
リニューアル前は44.61%であったのが43.13%と減少し、-3.32%の改善となりました。

売上が1.8倍にアップ

売上グラフ

受注単価が139.39%、CVRが123.60%、前年同月比183.97%で推移し、年間平均132%となり全体的に向上する結果となりました。

また、コンテンツを増やしたことによりランキング圏外だったキーワードがランクイン。「ランキング」や「法人」を含むワードで流入が増加し、SEO効果としても良い結果をもたらしました。

リニューアルまでに何度も店舗さんと専任担当で打ち合わせを重ね、時間をかけて改善点や今後の方針をまとめました。商材やブランディング、現在の顧客層など、店舗さんによって方針は全く異なります。これらを知るためにもCRMやGoogleアナリティクスの分析など日々の施策結果は非常に重要です。
弊社は専任担当制を取り入れており、店舗さんのこれまでの状況や現在の課題などを把握した上で、今後の施策をご提案しています。またご要望や納期に合わせて提携先の制作会社もご紹介できるため、ECサイト立ち上げから、システム構築、運用サポートまで、一貫してサポートいたします。ECサイトでお悩みの方、検討されている方、ぜひお気軽にご相談ください。

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