店舗受け取りの導入で売り上げUPした理由
近頃、ECサイトでよく見かける店舗受け取りやコンビニ受け取り。導入するべきか迷っている店舗さんも多いのではないでしょうか。今回は店舗受け取りの導入で売り上げ前月比3%アップの事例と併せて、店舗受け取りを導入するべき理由を解説します。
店舗受け取りとは
ECサイトで注文した商品を、実店舗で直接受け取ることができるサービスです。
コンビニで受け取りができるコンビニ受け取りもあります。
店舗受け取りの流れ(例)
店舗受け取りで売り上げが3%UPした理由
ある洋菓子店でケーキの店舗受け取りを導入したところ、売り上げが前月比で3%UPしました。
売り上げUPに繋がった理由として以下が考えられます。
・送料がかからない
この店舗さんの通常配送では、地域によって送料が最大1,500円かかり、10,000円以上の購入で送料無料になります。しかし今回は店舗受け取りでは購入金額に関わらず送料を無料に設定したため、お客様はお得に購入することができました。
・お客様の都合で受け取る時間帯や場所を選べる
通常の配送では、日時指定をしても配送時間の幅が最短で3時間あり、その時間は自宅で商品の到着を待っている必要があります。しかし店舗受け取りを利用すれば、帰宅時に帰宅途中にある店舗で商品を受け取るなど、お客様の都合に合わせてスムーズに受け取ることができます。
コンビニ受け取りを多くのお客様が利用する理由も、同じことが考えられます。
店舗受け取りを導入するべき理由
このようにお客様にもメリットの多い店舗受け取りですが、店舗さん側にも様々なメリットがあります。ここでは店舗受け取りを導入すべき主な3つの理由をご紹介します。
①売り上げUPに繋がる
お客様のライフスタイルに合わせた購買行動が可能なため、購入機会の損失抑制になります。また来店時のついで買いも期待できます。
②送料コストが削減できる
お客様宅への配送が不要になるため、店舗さん側も送料コストが削減できます。
③拡大するオムニチャネル市場への対応になる
オムニチャネル市場は右肩上がりで拡大しており、2026年には80.9兆円(2019年の55兆円の約1.5倍)にもなると予想されています。
参考:野村総合研究所、2026年度までのICT・メディア市場の規模とトレンドを展望(野村総合研究所)
ECサイトから実店舗への導線ができる店舗受け取りは、オムニチャネル戦略の強力な一手となります。
このようにメリットが多くぜひ導入していただきたい店舗受け取りですが、費用面の不安を抱えている店舗さんもいらっしゃるかと思います。Eストアーショップサーブでは、店舗受け取りとコンビニ受け取りのいずれも標準機能として利用できるため、追加費用はかかりません。また、導入時には専任担当がサポートいたします。ご興味がありましたら、お気軽にご相談ください。