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入門知識

ネットショップの仕入れはどうする?初心者でも失敗しない手順とサイト集

公開日:2026.02.27

ネットショップの仕入れはどうする?初心者でも失敗しない手順とサイト集

「ネットショップを始めたいけれど、
いったい“仕入れ”はどこから、どう始めればいいの?」
開業相談を聞いていると、いちばんつまずきやすいのがこの部分です。

  • 仕入れサイトが多すぎて選べない
  • メーカーや卸とのやり取りが不安
  • 在庫を抱えすぎて失敗しそうで怖い

こんなモヤモヤがあると、一歩目がなかなか踏み出せません。

この記事では、これからネットショップを始める方がつまずきやすい「仕入れ」の疑問を、分かりやすく順を追って解説します。読み終わるころには、
「自分のショップなら、この仕入れ方から試そう」というイメージがはっきりしているはずです。

雑貨が入った段ボールを開封する様子

ネットショップ仕入れの基本と考え方

仕入れコスト計算のイメージ

ネットショップの利益は、ざっくり言うと

売上 -(仕入れ+送料+手数料 など)

で決まります。

同じ商品を同じ値段で売っていても、
仕入れ方しだいで「儲かるショップ」と「赤字続きのショップ」に分かれてしまいます。

【ポイント】
仕入れは「商品探し」ではなく、「利益の出る条件探し」です。どこから・いくらで・どのくらいの量を・どんな条件で仕入れるか。ここを設計することで、無理なく続くネットショップになります。

ネットショップの主な仕入れ方法8パターン

まずは、ネットショップでよく使われる仕入れ方法を整理します。

① 仕入れサイト・卸サイトを使う

インターネット上の仕入れサイトに会員登録し、ネットショッピングのように商品を選んで仕入れる方法です。アパレルや雑貨、食品など幅広いジャンルの商品がそろっており、1点から注文できるサイトもあります。
実店舗へ出向く必要がなく、スマホだけで仕入れが完結するため、初心者が最初に試しやすい仕入れ方法です。

特徴

  • 事業者向けの会員登録(無料〜)で利用可能
  • 1点から注文できるサイトも多く、小さく試しやすい
  • 仕入れ値や商品情報がまとまっていて比較しやすい

メリット

  • スマホとクレジットカードがあれば、その日から仕入れができる
  • アパレル・雑貨・食品・美容などジャンルが豊富
  • ネットショップ向けに写真や商品説明を提供してくれるサイトもある

デメリット

  • 誰でも使えるため、同じ商品を扱う競合が増えやすい
  • サイトによっては法人のみ・審査ありの場合もある
  • メーカーと直接契約するのに比べ、利益率がやや低くなる

代表例は後半の「仕入れサイト紹介」でまとめます。

② メーカー・作家・生産者から直接仕入れる

「この商品をうちでも販売したい」と思った場合は、メーカーや作家さんへ直接問い合わせて仕入れを相談する方法があります。商品への思いやショップのコンセプトを伝えることで、取引につながるケースも多く、独自性のある品ぞろえを作りやすいのが特徴です。

メリット

  • 仲介業者が入らない分、仕入れ価格を抑えやすい
  • 偽物や並行輸入の心配が少なく、ブランドイメージも守れる
  • オリジナル企画や別注(OEM)につながることもある

デメリット

  • 法人・実店舗との取引を優先するメーカーも多い
  • ある程度まとまったロット(数量)を求められることが多い
  • 交渉力と、ショップの信頼感を示す資料が必要

【ポイント】
メーカーへ問い合わせる前に、「ショップコンセプト」「ターゲット像」「販売計画」などを1〜2枚の資料にまとめておくと、話がスムーズに進みやすくなります。どのようなお店で、どんな人に向けて販売したいのかを明確に示すことで、相手側もイメージを持ちやすく、取引につながる可能性が高まります。

③ 卸売業者・問屋から仕入れる

メーカーから商品を仕入れて小売店に卸している「卸業者」から仕入れる方法です。
昔ながらの問屋さんも含みます。

メリット

  • メーカーよりはロットが小さく、仕入れサイトより安くなることも
  • 特価品・在庫処分品を紹介してもらえる場合がある
  • 長く付き合うと、情報面でのサポートも期待できる

デメリット

  • 会員登録や与信審査が必要なことが多い
  • 現金決済のみ、最低注文金額ありなど、条件がややシビア
  • ネットショップでの販売を嫌がるところも一部存在

④ 問屋街・専門エリアでの仕入れ

浅草・かっぱ橋、馬喰町、日暮里繊維街などの「問屋街」に足を運び、実店舗の問屋から仕入れる方法です。

メリット

  • 実物を手に取りながら品質や雰囲気を確認できる
  • ネットには出ていない商品・現品限りの商品に出会える
  • 店主と仲良くなると値引きや先行案内をもらえることも

デメリット

  • 仕入れルール(名刺必須・事業者証明など)が店ごとに違う
  • ロットが大きく、在庫リスクが高くなりがち
  • 交通費・時間のコストがかかる

⑤ 展示会・見本市で仕入れ先を開拓する

東京ビッグサイトなどで開催される「ギフト・ショー」のような展示会に参加し、
メーカーや輸入商社と直接商談するパターンです。

メリット

  • 多くのメーカーを一度に比較でき、トレンドも掴みやすい
  • その場で条件を聞き、後日の商談につなげられる
  • 他店にはまだ出回っていない新商品を見つけやすい

デメリット

  • ある程度の「実績」や「販売計画」がないと断られることも
  • EC販売を制限しているメーカーも少なくない
  • 事前準備(名刺・ショップ資料・アポ取り)が必要

⑥ 海外サイト/現地買い付けで仕入れる

国内では手に入りにくい商品を扱いたい場合、海外ECサイトや現地買い付けを活用する方法があります。

主なオンライン仕入れ先の例

  • Alibaba / AliExpress(中国):超大量〜少量まで幅広く対応
  • 淘宝網(タオバオ):中国最大級CtoC。代行業者利用が一般的
  • Cmall(シーモール):日本語対応で小ロットOK
  • GMarket(韓国):韓国コスメ・ファッションが豊富

メリット

  • 日本未展開の商品で差別化ができる
  • 仕入れ単価が安く、利益率を高めやすい
  • 「韓国コスメ専門」「北欧雑貨専門」など世界観を作りやすい

デメリット

  • 送料・関税・為替リスクがある
  • 不良品・遅延などのトラブル対応が難しい
  • 日本では販売NG/輸入規制の商品もあり、法律確認が必須

【ポイント】
海外仕入れは、最初から大量に仕入れず「少量テスト → 売れ行きとクレームの有無を確認 → 徐々に拡大」 という順番が鉄則です。

⑦ OEMでオリジナル商品を作る

OEM(Original Equipment Manufacturing)は、工場やメーカーに商品の生産を委託し、自社ブランドの商品として販売する方法です。初心者でもオリジナル商品が作れます。

メリット

  • 価格比較されにくく、利益率を高く設定しやすい
  • ブランドの世界観を作り込みやすい
  • リピート顧客がつくと、長期的に安定した売上になりやすい

デメリット

  • 最小ロットが大きく、初期投資が高くなりがち
  • 試作〜製造まで時間がかかる
  • 売れなかった場合の在庫リスクが大きい

⑧ ドロップシッピング(無在庫販売)

ドロップシッピングとは、在庫を持たずに販売できる仕組みで、注文が入った後に仕入れ先が直接お客様へ商品を発送する方式です。

メリット

  • 在庫ゼロでネットショップを始められる
  • 倉庫・梱包・発送の手間を大幅に削減できる
  • 商品ラインナップを増やしやすい

デメリット

  • 同じ商品を扱うショップが多く、差別化しづらい
  • 利益率はあまり高くなりにくい
  • 在庫状況や配送品質を自分でコントロールできない

代表的なサービスに、

  • TopSeller(トップセラー)
  • 卸の達人

などがあります。

代表的な仕入れサイト・サービス一覧

パソコンで商品リサーチをする様子

ここでは、主要な仕入れサイトやサービスについて、初心者でも特徴をつかみやすいように整理して紹介します。

国内の総合卸・仕入れサイト

  • SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)
    インテリア・雑貨・アパレルなど幅広いジャンルを取り扱う事業者専用の定番仕入れサイトです。
    1点から仕入れできる商品が多く、小規模なネットショップでも活用しやすい点が特徴です。
  • TopSeller(トップセラー)
    約30万点の豊富な商品を取り扱う仕入れ・ドロップシッピング対応サイトです。在庫を持たずに販売できる仕組みも利用でき、無料のお試しプランから始められるため、初心者でも導入しやすいのが特徴です。
  • NETSEA(ネッシー)
    200万点以上の商品を扱う業界最大級の仕入れサイトで、幅広いジャンルの商材をまとめて探せる点が魅力です。商品画像や説明文のテキストも提供されるため、商品登録の手間を大きく減らせ、初心者でもスムーズにショップ運営を進めやすくなります。
  • 卸問屋.com
    大型の物流倉庫を持つ卸商社が運営しており、取り扱う商品はしっかりと目利きされている点が特徴です。入会には審査が必要になりますが、その分品質や信頼性の高い商材を安定して仕入れられるのが大きな魅力です。

海外系・越境EC向けサイト

  • Alibaba / AliExpress
    BtoB向けで大ロット仕入れに向いており、AliExpressは1点から購入できるためテスト仕入れに便利です。どちらも商品数が非常に多く、幅広いジャンルから選べます。
  • Cmall(シーモール)
    日本語に対応しており、アクセサリーやアパレル、スマホ雑貨などを手頃な価格で仕入れられます。少量から注文できるため、海外仕入れが初めての方でも利用しやすい点が魅力です。
  • 淘宝網(タオバオ)
    中国最大級のCtoCサイトで、個性的な商品や低価格の商品が豊富にそろっています。日本から利用する際は、代行業者を通して購入するのが一般的です。
  • GMarket
    韓国の大手ECサイトで、韓国コスメやファッションアイテムの仕入れに適しています。日本語表記にも対応しており、初心者でも比較的使いやすいサービスです。

ドロップシッピング系サービス

  • TopSeller(トップセラー)
    約30万点の既存商品を在庫リスクなしで販売できるサービス。
    無料のお試しプランから始められる。
  • 卸の達人
    ダイエット・美容・健康商材に強いドロップシッピングサイト。
    入会金・月額費用0円で、1点から仕入れ可能。

【ポイント】仕入れサイトは「1つに絞る」のではなく、
まずは複数登録して、自分のコンセプトに合う仕入れ先を2〜3本柱にするのがおすすめです。

ネットショップの無在庫販売とは?仕組み・メリット・注意点を解説

いい仕入れ先を選ぶ3つのチェックポイント

① 継続的に仕入れできるか

  • 人気が出たときに、同じ商品を安定して補充できるか
  • 生産終了や長期欠品が頻発しないか
  • ロットや納期など、長期運営に耐えられる条件か

欠品が続くショップは、どうしても印象が悪くなります。
「一度売って終わり」ではなく、「長く扱えるか」を最初から確認しましょう。

② コミュニケーションが取りやすいか

  • メールやチャットの返信が早いか
  • トラブル発生時に誠実に対応してくれそうか
  • 質問したときに、きちんと説明してくれるか

【ポイント】
最初の問い合わせでの対応そのものが、 「この仕入れ先と長く付き合えるかどうか」の重要な判断材料になります。

③ ロット数と条件が自分の規模に合っているか

  • 最小ロット(最低注文個数)はいくつか
  • 1回の最低注文金額はいくらか
  • 送料や決済手数料を含めて、利益が出る価格設定ができるか

特に最初は、「少量でも受けてくれる」仕入れ先を選ぶ方が安全です。
たとえ単価が少し高くなっても、在庫リスクを抑えられればトータルでプラスになることが多いからです。

ネットショップ仕入れを成功させる3ステップ

3つのステップを示す矢印

STEP1 ショップコンセプトを決める

「どんな人に」「どんな価値を届けるショップか」を
短い一文で言えるようにしておきます。

たとえば同じアクセサリーを扱うとしても…

  • 「手頃な価格で気軽に買える“デイリーアクセサリー”を扱うのか」
  • 「一点ものの“作家系ジュエリー”のように、個性と希少性を重視するのか」

によって、取るべき仕入れルートも、求める原価率も全く変わります。

コンセプト → 市場調査 → 商品の方向性 → 仕入れ先選び、という順番は崩さないようにしましょう。

【ポイント】
コンセプトを決めずに仕入れるのは危険です。方向性が定まらず在庫ばかり増える失敗パターンになりがちです。最初にコンセプトを固めておけば、「どの商品を選ぶべきか」が一気に明確になり、迷わず仕入れを進められます。

STEP2 商品候補を選び、市場をリサーチする

  • 競合ショップがどんな商品・価格帯で売っているか
  • レビュー数・SNSの反応から、実際に売れているか
  • 似た商品が飽和していないか

この段階で見るべきポイントは、

  • お客さんが情熱を持てるジャンルか
  • リピート購入が期待できる商品か

の2つです。

STEP3 仕入れ先を決め、小さくテストする

候補の商品に対して、
「仕入れサイト」「メーカー直」「卸」など複数ルートを比較し、
条件の良いところから 少量だけ仕入れて試します。

  • まずは売れ行き・返品の有無・問い合わせ内容をチェック
  • 想定通りの利益が出ているかを数字で確認
  • 問題なければロットを少しずつ増やす

在庫の回転スピードを見ながら、 「よく動く商品」「あまり動かない商品」を入れ替えていくイメージです。

何を仕入れる?商品ジャンルの決め方

仕入れのやり方は分かったけど、
そもそも何を仕入れればいいか分からない…」

という場合は、次の5つの切り口で考えると整理しやすくなります。

① 生活必需品・消耗品

  • 米・水・ティッシュ・洗剤など
  • ペットフードやトイレ用品

リピート購入が期待できるジャンルで、
定期便・まとめ買いと相性が良いのが特徴です。

② 美容・健康・サプリなどの継続利用商品

  • スキンケア・メイク用品
  • サプリメント・プロテイン

一度気に入ってもらえると、 「なくなったら同じものを買う」流れになりやすいジャンルです。 ただし、許認可や薬機法の表現には注意が必要です。

③ ギフト向け・プレゼントしたくなる商品

  • フラワーギフト・お菓子の詰め合わせ
  • おしゃれな食器やタオルセット

誕生日・母の日・クリスマスなど、 「イベントとセットで需要が発生する商材」は単価も上げやすく、 ラッピング・メッセージカードなどの付加価値もつけやすいです。

④ トレンド商品

  • TVやSNSで話題になった雑貨・家電
  • 有名人着用のファッションアイテム

短期的にアクセスを集めるには有効ですが、 ブームが去ると一気に売れなくなるリスクもあります。

【ポイント】
トレンド商品は、 「在庫を持ちすぎない」「売れ行きを見て早めに撤退を決める」
の2点を徹底しましょう。

⑤ 専門性の高いニッチ商品

  • マニア向けホビー・コレクターアイテム
  • 楽器パーツ、カー用品、プロ向け工具 など

購入者数は多くなくても、 「本当に欲しい人」は全国から探してくるジャンルです。
価格競争になりにくく、ファンがつけば強いビジネスになります。

仕入れ前に必ず確認したい「法律・許可」の話

「とりあえず仕入れて、あとから考えればいいか」と思いがちですが、
ジャンルによっては 許可や資格がなければ販売できない ものもあります。

よくある許可・届出の例

食品・食品衛生責任者
・営業許可や届出(扱う形態によって異なる)
酒類・通信販売酒類小売業免許 など
化粧品・医薬部外品・化粧品製造販売業許可 など(製造・リパッケージする場合)
中古品(古着・中古家電など)・古物商許可(警察署経由)
ペット(犬・猫などの生体販売)・動物取扱業の登録と対面説明などの義務

また、

  • ワシントン条約対象の皮革製品・動植物
  • 各種法律で輸入や販売が禁止・制限されているもの

は、そもそも仕入れてはいけないケースもあります。

【ポイント】
少しでも不安なジャンルを扱う場合は、 最寄りの「保健所」「税務署」「警察署」などに
事前に相談しておくと安心です。

個人・副業でもネットショップの仕入れはできる?

結論からいうと、個人でも問題なく仕入れは可能 です。

  • 仕入れサイト:個人事業主・副業でもOKのところが増えている
  • 海外サイト:クレジットカードさえあれば個人で購入できる
  • ドロップシッピング:副業ユーザーを前提としたサービスも多い

一方で、メーカー直取引や一部の卸問屋は、法人や実店舗を優先するケースがあります。その場合は、

  • ショップのコンセプト
  • どんなお客さまに、どのように販売する予定か
  • 自己紹介やこれまでの実績

を丁寧に伝えることで、
「この人なら任せても大丈夫そうだ」と感じてもらうことが大切です。

ネットショップ開業の全体像については、こちらの記事も参考にしてください。
ネットショップ開業で失敗しない完全ガイド|原因・成功のコツ・軌道に乗せる実践策

まとめ:小さく試して、数字を見ながら育てていこう

ネットショップの仕入れは、

  1. 仕入れ方法を知る
  2. 自分のコンセプトに合う方法を選ぶ
  3. 少量からテストして、数字を見ながら改善する

この3ステップさえ押さえれば、 「在庫を抱えすぎて終わる」失敗はかなり防げます。
最初から「完璧な仕入れ」を目指す必要はありません。
むしろ、小さく始めて、売れた実績とお客さまの声をもとに仕入れ先や商品ラインナップをアップデートしていく方が、結果的に強いショップになります。

商品の仕入れ先が決まったら、次に取り組むのは「ネットショップをどう作るか」という部分です。

せっかく良い商品を仕入れても、販売ページの作り方やサイトの導線が整っていないと、お店本来の魅力が十分に伝わりません。仕入れが整ったら、次は 「売れる形に整える」ステップ に進む段階です。

ネットショップの基盤を整えておくことで、在庫管理や販売計画もスムーズに回りやすくなります。

Eストアーショップサーブなら、開店前のヒアリングからサイト構築、公開後の運用フォロー、さらに成長フェーズの改善提案まで、担当サポートが一貫して伴走してくれます。専門知識がなくてもショップづくりを進めやすい点が大きな安心材料です。

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