越境ECに対応するために今、
押さえるべきポイント
こんにちは。Eストアーショップサーブ営業担当の石川です。
日ごろは新規立ち上げやカート移転を検討しているお客様の支援を担当しています。
昨今、「越境EC」という単語を耳にすることも多くなりましたが、貴社ECサイトは越境ECに対応したサイトになっているでしょうか。今回は、実施から集客戦略まで、越境ECの最前線で押さえるべき必須ポイントをご紹介してまいります。
越境ECとは、インターネットを介すことで国境を越えて製品を購買する電子商取引のことを指します。
SNSなどのデジタルマーケティングの発展や新型コロナウイルスによるEC需要拡大により、2026年には4兆8200億ドル(約700兆円)規模まで拡大が予想されている市場です。
2022年の日本・米国・中国の越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加しました。なお、中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は2兆2,569億円(前年比5.6%増)、米国事業者からの越境EC購入額は2兆7,499億円(前年比6.7%増)と、昨年に引き続き増加傾向であることがわかります。
市場規模の拡大の通り、越境ECは魅力的な市場になっていますが、越境EC市場にもメリットと課題が存在します。
越境ECのメリット
・新しい市場拡大の機会越境ECにおける最大のメリットは、商圏が世界に広がることでしょう。細部まで丁寧に作られる日本製品は海外でも評価されており、そのニーズの高さから、日本から越境ECを行うことは有効的であると考えられます。
越境ECの課題
・販売先の国や地域に関する市場、文化や法規制などの情報が不足してしまう
SNSは個人利用に留まる事なく、広報などの企業ブランディングから販促まで多岐に渡って利用されており、手軽に世界へ発信できる手段です。
特に今回はInstagramを用いたアプローチのポイントについてご説明します。Instagramは世界で約20億人が利用しているSNSで、画像中心の非言語で発信が可能かつ無料で行えるため、越境ECと相性が良いと言えるでしょう。
Instagramを用いたアプローチのポイント
ポイント1ハッシュタグを多言語で作成
ユーザーが投稿を発見することに重要なハッシュタグは多言語化することで、リーチできるユーザーの範囲が拡大します。ポイント2海外向けアカウントの運用
海外向けアカウントの運用により、言語や文化の違いに合わせた文章で更にブランドの世界観をアピール可能になります。ポイント3配送方法に関する投稿の実施
商品情報の投稿だけでなく、配送方法に関する投稿によりユーザーへ安心感を与えます。
越境ECを始めるためにはサイト内の多言語対応や通貨の表示だけでなく、消費者の地域に合わせた配送や決済が求められます。
越境EC対応可能なサービスとの連携により手軽に実現が可能です。
WorldShopping BIZ(株式会社ジグザグ)との連携
■ 主な機能
・多通貨決済対応Shutto翻訳(イー・エージェンシー株式会社)との連携
■ 主な機能
・自動翻訳機能
テクノロジーの進歩やインバウンドの回復は今後も越境ECをさらに拡大します。SNSで国外の情報をキャッチできる時代になっており、商品の発見から購入までの流れがより簡単になってきています。Eストアーショップサーブでは、工数をかけずに越境ECを始められるため、今からでも越境ECを開始してはいかがでしょうか。
Eストアーショップサーブをご利用の店舗さんは、管理画面右上にございます専任担当連絡先よりお気軽にご相談ください。
また、海外販売支援サービス「WorldShopping BIZ」を提供する株式会社ジグザグ様、Webサイト多言語化ツール「shutto翻訳」を提供する株式会社イー・エージェンシー様と共に、越境ECの成功事例と売り方を解説するセミナーを開催しました。
随時セミナー情報も公開しておりますので、興味があるものがございましたら奮ってご参加ください。
「運営のお悩みを解決するセミナーをやってほしい」「ECの最新情報を紹介するセミナーに参加してみたい」などセミナーに関するご要望もお気軽にお申し付けください。
株式会社Eストアー 石川