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顧客理解がマーケティングの第一歩である

注文者へのアンケートを活用し、ターゲットを明確化して効果的な広告運用を実現

こんにちは。Eストアーショップサーブ営業担当の石川です。
日ごろは新規のお客様の開拓などを担当しています。

今回は、ショップサーブの注文者アンケート機能を自社ECのマーケティング戦略に役立てた事例をご紹介します。眠っている顧客データをもう一度見直し、マーケティング戦略に活かしてみてはいかがでしょうか。

注文者アンケートとは

ショップサーブでは、顧客向けに2種類のアンケートフォームを設置することができます。
1つ目は「注文者アンケート」です。初回購入の方向けに表示され、ユーザー属性や流入経路などの情報収集に適しています。

2つ目は「お届け先アンケート」です。会員・非会員の区別なく毎回の注文時に表示されるため、ギフト設定や商品の梱包、領収書の指定などを記入する場所として適しています。
また、複数送付先に発送する場合、お届け先ごとにアンケート表示できることも、お届け先アンケートの特徴です。

可視化できていない顧客情報をどう活かすか

SNSやインターネットなどのWEB広告は、その効果が数字として見えることが特徴のひとつです。 一方、紙媒体の雑誌に広告を出稿した場合、その効果を測定をすることは非常に困難です。
そこで、今回活用したのが「注文者アンケート」による顧客の流入経路と年齢層のデータ収集です。

アンケート例

(1)流入経路
流入経路の特定により雑誌広告が効果的な施策なのか効果測定を行いました。

【設問】当店にご来店いただいたきっかけを教えてください。
【回答候補】1.SNSをみて
      2.雑誌をみて
      3.知人からの紹介・口コミ
      4.その他

(2)年齢層
年齢層のデータを収集により顧客理解の深掘りを行いました。WEB広告のターゲティング精度を上げ、より効率の良い広告運用に活用できます。

【設問】差し支えなければ、商品利用者の年齢を教えてください。
【回答候補】1.19歳以下
      2.20歳~29歳
      3.30歳~39歳
      4.40歳~49歳
      5.50歳~59歳
      6.60歳~69歳
      7.70歳以上

例えば、子供向け商材の場合、購入者の年齢と商品利用者の年齢が異なることが挙げられます。 年齢層のデータの収集により正確な商品利用者の年齢層を知ることにも繋がります。 実際にアンケートを取集すると「親子2世代で利用者だった」なんてこともあります。

収集した顧客の年齢情報を、広告の着地先LPのコンテンツに活用することで、新規顧客のニーズに応えることができます。 また、ユーザーを巻き込んだコンテンツに活用することで共感を呼び、顕在している既存顧客の購入意欲を刺激します。

編集後記

「自社本店EC」では、自社の財産として顧客データが蓄積され、マーケティング戦略の一助になるはずです。 今回の活用法がどこかでヒントになれば幸いです。

今回ご紹介した「注文者アンケート」と、GA4(Google Analytics 4)で取得したカスタムセグメントを掛け合わせてデータ分析をすることで、一般的な調査では得ることの難しいユーザー心理が見えてくるかもしれません。
GA4といえば、最近、弊社ウェブ解析士によるGA4の勉強会を開催いたしました。多くの店舗さんにご参加をいただき、自社データの活用法として、大変ご好評をいただきました。
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株式会社Eストアー 石川

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