UI/UXを見直して、また利用したいと思えるECサイトを構築しよう
ECサイトの売り上げや顧客満足度の向上、リピート顧客の増加などに欠かせない要素として、ユーザーインターフェース(UI)とユーザー体験(UX)があります。
ECサイトのデザインや機能がユーザーにどのような印象を与えるか、また、その後のユーザーの行動にどれほどの影響を与えるかはECサイトを運営する側として考えるべき重要なポイントとなります。
直観的で使いやすいサイトが好まれる
ユーザーは、ナビゲーションが簡単で、目的の商品や情報にすぐアクセスできるサイトを選ぶ傾向にあることが消費者行動研究からも分かっています。
直観的で使い勝手の良いサイトはユーザーのストレスを減らし、購入意欲を高めることにも繋がります。使い勝手の良さが「また利用したいサイト」としてユーザーに認知されることによって、リピート購入率にも影響するでしょう。
では、「また利用したいサイト」とはどのようなものか。そこで関係してくるのがUI/UXです。
目で感じる要素の重要性
UI(ユーザーインターフェース)は、ユーザーが実際にサイトを操作する際に目にするデザインやレイアウトのことを指します。ECサイトの場合、商品の表示方法やナビゲーション、ボタンの配置などが含まれます。ここでは以下3つを例に挙げて紹介します。
直観的なナビゲーション
ユーザーが簡単に目的の商品にたどり着けるよう、分かりやすく整理されたメニューやカテゴリーが重要です。複雑なナビゲーションはユーザーの離脱を引き起こします。
レスポンシブデザイン
スマートフォンやタブレットからアクセスするユーザーが増えてきているため、デバイスごとに最適化されたレイアウトが必要です。パソコンとスマートフォンでは見え方が大きく異なるからこそ、デバイスにあわせて見やすい表示に切り替わるデザインであることが求められます。
ビジュアルの一貫性
一貫性のあるデザインは、ブランドのイメージ強化やメッセージ性を高めることに繋がります。テーマカラーや文字フォント、使用するアイコンのテイスト、レイアウトなどが一貫していると、ユーザーはデザインを見ただけでそのブランドを思い出すことができます。このような視覚的一貫性が、ブランドの信頼性と認知度を高めます。
体験して感じる要素の重要性
UX(ユーザー体験)は、ユーザーがサイトを利用している際に感じる体験のことです。ECサイトにおいて、UXが優れているかどうかは、ユーザーがスムーズに商品を購入できるかどうかに直結します。具体的なユーザー体験の例を3つ紹介します。
簡単な操作性
カートに商品を入れて支払いを完了するまでのプロセスがシンプルでスムーズであること。複雑な手続きやエラーが発生すると、ユーザーが途中で購入を諦めてしまう可能性が高くなります。
サイトの読み込み速度
ページの読み込みに3秒以上かかると半数以上のユーザーが離脱する可能性があることから、待つストレスを与えないためのサイト改善が重要です。スマートフォンの場合は特に、移動中や隙間時間にサイトを閲覧することもあり、数秒の遅れでも敏感に感じ取ります。
信頼性とセキュリティ
ECサイトで購入する際、ユーザーは個人情報や支払い情報などの大事なデータを提供しなければなりません。だからこそ、ユーザーに信頼してもらえるセキュリティ対策や安心できる決済サービスが必要です。
具体例として、Eストアーショップサーブは不正受注アラートと3Dセキュア2.0、企業認証型SSLに対応しています。PCI DSSに準拠したサーバーと有人のセキュリティ対策によりリリースから情報漏洩0件という実績があります。
ですので、ECサイトを運営する店舗さんにとってもユーザーにとっても、安心してご利用いただくための信頼性とセキュリティは欠かせないものとなっています。
UI/UXの改善がECサイトの成功に影響を与える
使いやすいUIと良好なUXを提供することによって、ユーザーが商品を購入しやすくなることからコンバージョン率の改善が見込めます。
また、1度の購入体験がユーザーにとって快適で楽しいものであれば、ユーザーは再度サイトを利用してくれるようになります。
UI/UXによってユーザーのECサイトに対する印象を大きく変えることになるため、信頼獲得と関係構築からリピート強化に繋げることこそが、EC事業からの売り上げ拡大に貢献すると考えています。
信頼性とセキュリティの具体例でもお伝えしました通り、Eストアーショップサーブはユーザーに安心・安全な購入体験をしていただくためのサービスや機能のご案内、外部ツールとの連携などを行っています。
人手不足により片手間で対応せざるを得ないEC担当者様も多くいる中、手が回らず不安に感じていることも少なからずあるのではないでしょうか。
Eストアーショップサーブの専任担当は、対応しきれていない部分のお手伝いをすることもできますので、まずはEC事業に関するお困りごとやお悩みをお聞かせください。無料相談にて承っております。