X(旧Twitter)でフォロワー倍増!集客を伸ばすSNS戦略
  • EC事例

公開日:2025.05.26

X(旧Twitter)でフォロワー倍増!集客を伸ばすSNS戦略

ECサイトのSNS運用でお悩みの方へ。X(旧Twitter)を活用し、フォロワーを激増させた成功事例を紹介します

ECサイト集客における「SNS運用」は顧客との距離を縮め、ブランド認知度を高める上で非常に有効な手段です。
アカウント開設や運用は無料で行えるため低コストで集客でき、高い拡散力と顧客の生の声を収集することができます。
しかし、SNSアカウントを開設したが、フォロワーがなかなか増えず、思ったように集客できていない、といった店舗さんもいらっしゃいます。

今回はSNS運用のフォロワーを増やし集客に成功した事例をご紹介いたします。

SNSフォロワーを増やすメリット

今回ご紹介するのは、赤ちゃんがいる親世代をターゲットとしたベビー服を販売している店舗さんの事例です。集客を課題にされており、SNS強化のため社内にSNS担当を配置されましたが、なかなかフォロワーが増えず苦戦していました。

そこで弊社の専任担当がご提案したのが、X(旧Twitter)によるフォロワー獲得施策です。

なぜSNSフォロワーを増やすことが重要なのか

・広告経由以外でのサイト流入数の改善になる
・初見の顧客の目に触れて、新規獲得の可能性がある
・販売促進と購買意欲向上

得られる成果

・フォロワー数の増加
・SNS経由でのサイト流入の増加
・メルマガ以外での情報拡散が可能

今回強化するSNSとしてX(旧Twitter)を選んだ理由は、店舗さんのターゲットとする世代・性別が含まれ、妊婦さんや子どもを産んだばかりの親が興味関心のある情報をXから集めている可能性も大いにありうると考えられたからです。

X(旧Twitter)の特徴

X(旧Twitter)とは、140字以内の短文でコミュニケーションをするSNSとして生まれました。「今、起きていること」をすぐにキャッチして活用できるリアルタイム性と拡散性が特徴であり、情報収集に活用する人が多い傾向です。趣味やコミュニティごとに複数アカウントを所有しているユーザーも多く、興味関心が同じ人々がつながるメディアとして活用される傾向があります。

利用者は年々増加傾向にあり、ユーザーに若年層が多い印象がありますが、平均37歳と幅広い年齢層の人々に利用されており、2025年3月現在6,000万人以上のアクティブユーザーがいます。

出典:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

X(旧Twitter)運用に欠かせない5つの数値

X(旧Twitter)運用で注目すべき5つの主要指標が下記の5つです。

・インプレッション:投稿がユーザーの画面に表示された回数。
・プロフィールアクセス率:投稿を見たユーザーがプロフィールページを訪れた割合。
・フォロー率:プロフィールを訪れたユーザーがアカウントをフォローした割合。
・エンゲージメント率:投稿に対する反応(いいね、リポスト(旧:リツイート)、返信など)の割合。
・リンクのクリック数・クリック率:投稿内のリンクがクリックされた回数と割合。

インプレッション(表示回数)

投稿がユーザーのタイムラインや検索結果などに表示された回数を指します。これは、店舗さんの情報がどれだけ多くのユーザーの目に触れたかを示す基本的な指標であり、リーチの広さを測る上で重要です。インプレッションが多いほど、潜在的なターゲット層に情報が届いている可能性が高まります。

プロフィールアクセス率

投稿を見たユーザーが、プロフィールページを訪れた割合を示すものです。これは、投稿内容がユーザーの興味を引き、店舗さんのアカウント自体にもっと関心を持ってもらえたかどうかを測る指標となります。プロフィールアクセス率が高いということは、投稿がユーザーの好奇心を刺激し、プロフィールへの誘導に成功していると言えるでしょう。

プロフィールアクセス率 = (プロフィールへのアクセス数 ÷ 投稿のインプレッション数) × 100

一般的に改善前のプロフィールアクセス率は、1%未満が多いと言われています。少しでも数値を上げることを目指しましょう。

フォロー率

プロフィールページを訪れたユーザーが、実際に店舗さんのアカウントをフォローした割合を示すものです。これは、プロフィールページの内容やアカウント全体のブランディングが、ユーザーにとって魅力的で、継続的に情報を得たいと思わせるものになっているかどうかを測る指標となります。フォロー率が高いほど、アカウントの価値がユーザーに認められ、長期的な関係構築につながっていると言えます。

フォロー率 = (新規フォロワー数 ÷ プロフィールへのアクセス数) × 100

一般的に改善前のフォロー率は、1%未満が多いと言われています。少しでも数値を上げることを目指しましょう。

エンゲージメント率

店舗さんの投稿に対するユーザーの反応、つまり「いいね」「リポスト(旧:リツイート)」「返信」などのアクションの割合を示すものです。これは、投稿内容がユーザーにとってどれだけ共感を呼んだり、議論を促したり、価値のある情報として受け止められたりしたかを測る指標となります。エンゲージメント率が高いほど、ユーザーとの双方向のコミュニケーションが活発に行われ、より深い関係性を築けていると言えるでしょう。

エンゲージメント率 = (エンゲージメント数 ÷ 投稿のインプレッション数) × 100

Xにおける投稿への反応率(エンゲージメント率)は、発信する業界やアカウントの種類によって大きく変わります。大まかな目安として5%程度と言われていますが、フォロワー数が増加すると全ての投稿に均等に反応が得られにくくなるため、エンゲージメント率は低下しやすいです。

リンクのクリック数・クリック率

投稿に含めたURLリンクが、ユーザーにどれだけクリックされたかを示すものです。これは、投稿から外部サイトへの誘導がどれだけ効果的に行えているかを測る指標となります。リンクのクリック数・クリック率が高いほど、ユーザーがリンク先の情報に関心を持ち、具体的な行動に移していると言えるでしょう。

リンクのクリック数・クリック率 = (リンクのクリック数 ÷ リンクを含む投稿のインプレッション数) × 100

フォロワーを増やし、拡散もできる施策

X(旧Twitter)アナリティクスを活用し、5つの主要指標を伸ばすことも効果的な施策です。しかし専任担当がご提案したフォロワーを増やす施策は「フォロー&リポスト(旧:リツイート)すると抽選で商品プレゼント」する企画です。
X(旧Twitter)に限らず、各SNSでこのようなキャンペーンを目にされたことは多いのではないでしょうか。実はこの施策は過去にも他の店舗さんで行ってきた施策であり、これまでのフォロワーが倍になるなど、一定の成果を得てきました。他の店舗でうまくいったからといってこの店舗でもうまくいく確証はありません。

しかし、専任担当はこれまでの経験上、この店舗さんでもこの施策が有効的だという確証がありました。

この店舗さんの商材はベビー服であり、購入するのが20〜40代の親とターゲット層がある程度定まっています。X(旧Twitter)は興味関心が同じ人々がつながるメディアのため、同じく赤ちゃんや年頃の近い子を持つ親同士で相互フォロワーであったりと、同じ環境や情報を集める人々がつながっており、ひとつのコミュニティができています。そのコミュニティ内に店舗さんのキャンペーンが目に留まれば、大きく拡散される可能性は高いと考えられます。

さらにこれまでの専任担当が行なってきたX(旧Twitter)施策を見ていると、クセのあるデザインやマニアックな商材、ターゲット像がかなり狭まっている商材、それを欲しいとするターゲット層がX(旧Twitter)とハマっている実感がありました。

今回の店舗さんも、今までX(旧Twitter)施策が成功してきた店舗さんから大きく離れておらず、この施策を行う理由が十分にあると考えられました。

施策実施の結果

4月にキャンペーンを始め、キャンペーン前の数値と1ヶ月後の結果がこちらです。

X(旧Twitterフォロワー獲得広告の月別実績)

キャンペーン開始後、大幅にフォロワー数もリポスト(旧:リツイート)も上がっています。
この施策を第三弾まで続けた結果がこちらです。

フォロー&リポストキャンペーン実績

初回は少し多めに広告費(キャンペーン当選数)を使用しましたが、第二弾・第三弾は広告費を少し抑えめにしています。

また、思わぬ効果もありました。
今回の企画は「店舗さんのアカウントをフォロー&該当ツイートをリツート」することのみです。しかし、この該当ツイートに多くの方から声が寄せられました。

この企画により店舗さんのことを知った方、購入したことがあり商品の感想を述べてくださる方、こういった商品があると嬉しいなど、レビューや口コミに近い効果をもたらし、顧客の声を聞くことができました。

事例からわかるように、SNS運用はフォロワーが増えれば少ない広告費で拡散され自走による高い広告効果が見込めます。SNS運用は自走できるようになるまでに相応の日程が必要であり、短期間での成果を期待するのは現実的ではありません。だからこそ、弊社の専任担当が徹底的にサポートし、店舗さんと二人三脚で伴走いたします。これまでの数多くのサポート実績と、豊富な成功事例に基づき、各店舗さんの状況に合わせた最適な戦略を提案し、共に目標達成を目指します。ECサイト運用にまつわる集客・SNS運用に関する不安や疑問など、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

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