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放置はもったいない!注文者アンケートのECサイト集客事例

顧客データを活用して売上向上を狙う注文者アンケートの活用方法と事例を解説

注文者アンケートを活用できず、アンケートを取得したまま蓄積していませんか?注文者アンケートとは、CVユーザーに対して、「ユーザー属性(年齢や性別)」、「流入経路(購入したきっかけ、何を見て知ったか)」などを聞くのに適しているアンケート機能です。
アンケートを分析すれば、顧客層が明確になり、効果的な集客戦略や商品開発に繋がります。顧客のニーズや不満点を把握し、改善に活かすことで、顧客満足度も向上する可能性があります。

※アンケートを活用したターゲットやニーズ把握に関する記事はこちら
購入者が利用者とは限らない
顧客ニーズを知るためのアンケート収集のコツ

注文者アンケートが重要とわかっていても、どのように活用したらいいかわからない。そんな方向けに、注文者アンケートの活用事例をご紹介します。

顧客を巻き込んだコンテンツ

まずは、家庭用から専門職専用まで、様々な刃物を取り扱う店舗さんの事例です。
サイト集客のためにコンテンツを充実させたいけれど、おすすめ商品や人気ランキングばかりになってしまい、内容に苦慮されていました。
そこで活用したのが注文者アンケートです。
自店舗の購入者「料理人」約500名を対象に、アンケート協力のメルマガを配信。テーマは「料理人として包丁は何本あったら良いか」。

結果2週間で50件の回答があり、料理人歴10年以上・総包丁数10本以上持っている方が多い等、料理人さんのリアルな活用方法が見えました。
このアンケート結果をよみものコンテンツ(ブログ・SNS動画)として作成。ユーザーの生の声は、お店のファンが楽しんで見ていただけるコンテンツとして利用できることに気付けた施策となりました。

新規獲得を目的とした広告施策

次は健康食品を扱う店舗さんです。新規顧客獲得のために、まずは既存顧客へアンケートを実施しました。

①「年齢」
→ これで自社商品のターゲット層が見えてきます。
このアンケート結果を「〇〇代(年齢)のお客様に支持されています!」という自社調べデータとして、広告LP内のコンテンツとして利用。また、結果でわかった年齢をGoogle広告などのリスティング広告の年代ターゲティング設定に活用しました。
リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示される広告のことです。特定のキーワードに関心を持つユーザーに効率的にアプローチできる広告手法です。リスティング広告はどのようなワードを設定するかが非常に重要です。

さらに店舗商品を雑誌広告に掲載しました。広告掲載後、雑誌広告経由でどれほど注文が入ったのか、計測の一つとして注文者アンケートを活用しました。

②「何で弊社のを商品を知りましたか?」
→ さらにGA(雑誌のQR)と掛け合わせて分析することで、雑誌広告の流入経路でどれほど広告の成果があったか効果測定としてアンケート機能が活用できました。

顧客のターゲット層を把握することだけではなく、他の施策と連携して活用することでアンケート結果はECサイト運営における強力な武器となります。

自社データ活用の最大化

注文者アンケートを設置している弊社の店舗さんでも、集計したところ50店舗のうち25店舗が「機能を活用できていない(設置したまま)」+「情報が古い(数年前に設置したままの状態)」という結果でした。

注文者アンケート機能で蓄積した自社ユーザーの属性などのデータは、自社にしかないデータとして、新規獲得や既存顧客のファン化の施策に繋げられる可能性があります。

GAで取得した「地域」や「ユーザー属性」「流入経路」などのカスタムセグメント(Google広告で特定のユーザーグループをターゲットにするための機能。キーワードやWebサイトのURLなどを設定することで、それらの情報に興味・関心のあるユーザーに広告を配信できる。)と掛け合わせてアンケートデータを分析すると、一般的な調査では得がたいユーザーの心理が見えてくるのではないでしょうか。
Eストアーショップサーブでは標準機能でいつでも始められます。

まとめ

今回は弊社店舗さんが実際に行った注文者アンケートの事例2件をご紹介しましたが、自社に置き換えた場合、どのような内容を質問広告に入れたり、他広告と連携させたらいいか悩ましいところです。
店舗さんのそんなお悩みに寄り添い共に解決するために、弊社は各店舗に担当がつく専任担当制です。アンケート機能だけではなく、専任担当も活用しながら、売上向上や新規顧客の開拓を行っていくことが可能です。
EC事業に関するお悩みやECサイト運営に対して行き詰まりを感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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