• EC基礎知識

販促強化に欠かせない顧客心理の分析

ECサイトの成功は顧客理解から。データに基づいた戦略で売上アップを実現しましょう

ショップサーブご利用店舗さんから、専任担当あてに日々ご相談のご連絡いただきます。店舗さんのお困りごとを解決すべく様々な施策をご提案させていただいておりますが、何よりもカスタマーの把握は非常に重要です。店舗さんが把握していないケースは多く、カスタマーマーケティングにおいてカスタマーの理解は必須です。
今回はなぜカスタマーの把握が重要なのか、実例とともにご紹介します。

ケース1:インテリア商材の店舗さん

平日・休日ユーザー割合(セッション)とCVR

こちらはインテリアを取り扱う店舗さんの、ECサイトに訪問するユーザーの割合とCVRのグラフです。平日と休日に分けて、時間帯別にCVRを計測しております。
こちらのグラフを見ると、平日(月〜金)と休日(土日)ともにお昼の時間帯に訪問数は増えますが、CVRが上がるのは早朝という結果が出ています。また30代〜40代の女性ユーザーが多いこともわかりました。

このグラフによりカスタマー像が見えてきます。例えば、「主婦やOLが昼休みや時間のある昼間に比較検討して、朝の通勤時間やすきま時間に購入しているのではないか」など。
あくまで予想にすぎませんが、これによりどの時間帯にどの層のカスタマーへ訴求すればいいのかおおよそ把握することができました。
今後の施策として、この店舗さんはメルマガやフォローメールを昼間に送るなど、ピンポイントにカスタマーへ訴求することになりました。

ケース2:食品商材の店舗さん

ユーザー割合(セッション)とCVR

次は食品を取り扱う店舗さんの、ECサイトに訪問するユーザー割合とCVRの推移を日別で計測したグラフです。
枠線で囲われている10日と29日は、店舗さんがキャンペーンを実施した日です。しかし、CVRが一番高いのは16日という結果でした。一体何故でしょうか。

この店舗さんの実店舗での売上が給料日直後に増加する傾向があることを踏まえ、ECサイトの購入データも分析したところ、同様の傾向が見られました。この結果から、給料日直後に購入する傾向が強いという仮説を裏付けることができました。
この店舗さんは広告の1日当たりの上限予算を16日は多めに設定し、広告配信の最適化に繋げました。

店舗さんがカスタマーを把握することはもちろん大切ですが、ECの業務や実店舗運営など、忙しい店舗さんが多くいらっしゃるため、なかなか調べる時間を取れないことが多いです。たとえデータが計測できたとしても、他業務の間に分析するのはなかなか骨が折れます。
弊社の専任担当制は店舗さんとの二人三脚をモットーに、店舗さんの売上に貢献するべく日々様々な提案やサポートを行っております。カスタマーを把握するお手伝いや、最適な施策提案、今後の販促の方向性やツール制作など、様々なご相談にお答えしております。
カスタマーのニーズがわからない、ECの施策に行き詰まっているなど、ECサイト運営でお困りの店舗さんは、是非お気軽にEストアーショップサーブへご相談ください。プロのECコンサルタントがご対応いたします。

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