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食品店舗必見!売上昨対比109%!販促に役立つ成分分析

食品の価値を数値化して訴求に活かした成功事例

商品を購入する際に、「美味しい」などの抽象的な表現のコピーよりも「旨み○○%UP」など、数値で表現されたものの方が惹かれたり手に取ったりしないでしょうか。こういった表現をするためには科学的に証明する必要があります。
今回はこの成分分析サービスを利用して、店舗さんの販売促進と売上に繋げた事例をご紹介します。

競合の多い無添加食品

今回ご紹介するのは食品を取り扱う店舗さんです。最も多い顧客層にアンケートを行ったところ「無添加」や「化学調味料不使用」を気にされている方が多く、45%の顧客が「安全な食品」を求めて購入していることがわかりました。
「無添加」や「化学調味料不使用」は年代性別問わず気にされる方も多く、競合他社でもよく目にする文言です。そのため、他社との差別化の為に「成分分析ブランディング」をご提案させていただきました。

目に見えない品質を数値化する「成分分析ブランディング」

「成分分析ブランディング」とは、食品の味・栄養・機能・安全性など食品の品質を科学的に数値で証明するサービスです。分析項目は「旨味」「甘味」「臭みのなさ」「濃厚さ」「香り高さ」「栄養成分」とあり、専任科学者の幅広い知識と経験から商品の品質を分析できます。
弊社の店舗さんは、メインで取り扱っている商品の調査を依頼し、競合他社3社の同商品と比較しました。

調査の結果、弊社の店舗さんの商品は他社と比べて、旨味成分が約1.2倍〜7倍多く、コクは約1.2倍〜2.5倍多いことがわかりました。

成分結果を活かす販売促進

この結果を受けて、専任担当より下記をご提案させていただきました。

1. レスポンシブ検索広告に追加文言

成分分析結果により、「一般的な○○に比べて最大7倍のうまみ成分を含有する」(○○は店舗さんの商材)といった文言が使えるようになり、検索ワードや広告に文言を追加しました。

2. メルマガ配信

分析結果を簡易にまとめてメルマガで配信しました。既存顧客に対し「あなたの買っている商品は間違っていない」と後押しすることが目的です。競合他社と比べて安い商材ではないのですが、この結果により「ちょっと高いけど買ってよかった」という顧客満足度アップに繋がります。

売上も広告も上昇結果

施策を行った結果、昨対比109%の売上となりました。こちらはECでの結果ですが、実店舗の売上も上がり、店舗全体の売上が上昇したとのことです。
レスポンシブ検索広告も前年同期間と比べて、CVR=7.63%改善、CPC=20円改善、ROAS26%改善という結果になり、多くの改善が見られました。調査をしたメイン商材の関連商品も売上が上がり、分析結果を訴求文言に盛り込むことがとても良い影響を与えていると言えます。

成分分析は即売上UPに繋がるなど目に見えた成果が得られるわけではありませんが、販促の方向性やブランディングなどに効果的です。商品に自信のあるショップさんは「証明」になり、そうでない場合は「改善」に役立てることができます。
また、新規顧客には購入の判断材料となり、既存顧客には商品満足度とリピートに繋げることができる、とても有効な施策と言えます。

今回の結果は店舗さんにとって自信に繋がり、また弊社としても店舗さんの商品が優れていることがわかった、大変意味のある取り組みとなりました。今回の施策提案により店舗さんから感謝のお言葉をいただき、専任担当のやりがいを感じた案件となりました。
弊社の専任担当制は、店舗さんの状況や過去の施策を把握した上で、新たな施策や今後の方向性をご提案しています。ぜひ、ECサポートのプロであるEストアーショップサーブへご相談ください。

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